【イタリア・ジェノヴァ】大航海時代の息吹を感じる

三大宮殿を堪能しよう

16世紀、国際商業都市として多くの外国人を迎えていたジェノヴァは、商いや銀行業、海運業で富裕を極めた商業貴族の宮殿を格付けし、巻紙の書画にまとめていました。宿泊客の貴賓に応じて、適切な宮殿を割り当てる仕組みを作っていたのです。後の世の星の数による評価の先駆けでもあります。この格付けシステムと書画に記載された42の宮殿は、世界遺産に登録されています。中でも、最上級格付けの宮殿がズラリと並んでいる通りはおすすめです。

ストラーダ・ヌォーヴァという、現在のガリバルディ通りで、まっすぐにひかれた街区に風格と優雅さに満ちた宮殿が連なる美しさは、有名画家が一軒一軒スケッチにおさめたほどで、そのリュクス偏差値の高さがうかがえます。当時、ジェノヴァの歓待は豪華さで知られ、貴族からの注文の多さもあり、芸術家は皆、長期滞在を希望し、結果的に、ルネサンスからバロックにかけて多くの絵画作品が残されたのです。現在は、3つの宮殿で絵画が公開されています。まずは、パラッツォ・ロッソ、赤の宮殿から巡り、ジェノヴァの威光を感じてみましょう。

だまし絵の豊かさにも注目

宮殿での暮らしは、ヨーロッパ中に知れ渡るほどに、優雅だったといいます。貴族たちが集めた美術品の数々が展示されている宮殿を訪ね、歩いているときに注目したいのが、窓枠や天井の枠飾りにあしらわれたトロンプルイユです。いわゆるだまし絵で、とても豊かですよ。土地が決して広くはないジェノヴァでは、錯覚による奥行きの協調は定石で、今も訪問客の目を楽しませてくれます。また、ジェノヴァならではの宮殿ブティックなどもあるので、立ち寄ってみましょう。

フライアゴーでたのしい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です